100回記念パート13,14

レッスン回数(かいすう)が
100回になった
生徒(せいと)さんのことを
紹介(しょうかい)するコーナー。

今回(こんかい)
連続(れんぞく)で
二人いらっしゃいました。

まずはA君。


DSC_1001.JPG 男前です
DSC_0998.JPGそしていつも笑顔

A君は4年生。
発表会(はっぴょうかい)に
でるのは、今年(ことし)で
3回目(かいめ)でした。

始(はじ)めたころは、
土曜日(どようび)に
お母様(かあさま)といっしょに
きていましたが、
今年にはいってから、
ひとりで電車(でんしゃ)でくる
ようになりました。

お母様はお仕事(しごと)を
していらっしゃるので、
じぶんで時間(じかん)を見て
レッスンにまにあうように
電車にのってこなくては
いけません。

PASMOと携帯(けいたい)を
もって
楽譜をカバンに入れて、
マスクをして、
家にカギをかけて。。

ちゃんと時間通りの電車にのって
くるだけでもたいへんなのに、
すべて完璧(かんぺき)に
するのはなかなかハードルが
高いようです。

しかもレッスンは楽しいこと
ばかりではありませんが、
それでもお休みしたことは
ありませんでした。

レッスンに通うことはなんとか
がんばっていたA君ですが、
おうちでの練習(れんしゅう)は
コンスタントにできないようで、
なかなかテキストが
進(すす)みません

発表会(はっぴょうかい)
どうする?
と聞くと、出たいといいます。

発表会で1曲をきちんと
弾(ひ)くためには、
おうちでもまいにち練習を
しないとだめだよということを
つたえました。

お母様もご都合(つごう)が
つく限(かぎ)り
レッスンにきてくださり、
おうちでも練習をするように
ご協力(きょうりょく)
くださいました。

曲を覚(おぼ)えるまでは
大変(たいへん)でしたが、
いったんおぼえてしまえば、
弾くことは大好きなA君、
くりかえし弾いて、
すっかり自分の
ものにし、発表会でも
無事(ぶじ)演奏できました。

発表会の曲はお気に入りに
なって、おわったあとも
弾いています。



一方、発表会の後に
レッスン回数が100回になった
Sちゃん。

DSC_0973.JPGはがぬけたんだって
DSC_0974.JPGいもうとちゃんといっしょに

Sちゃんは、A君と
正反対(せいはんたい)で、
じょうずにできてしまったことは
あまり楽しくないようで、
ちょっとハードルの高いことに
挑戦(ちょうせん)するのが
すきな生徒さんです。

新(あたら)しい曲は
譜読(ふよ)みが
めんどうという生徒さんは
小さな生徒さんにはとくに
多いですが、
Sちゃんは自分でどんどん
譜読みができるようです。

自分で練習できるなんて
とてもうらやましい話ですが、
弾けるようになった曲は
もう興味(きょうみ)をなくして
しまって、それ以上
楽しく弾かなくなって
しまうことがあります。

ビッツも簡単(かんたん)
すぎるとあきてしまうので、
ちょっと難(むずか)しい
ことをやってもらうのですが、
うまくいかないと今度は
悔(くや)しくて
泣いてしまいます

そんなこんなで
集中(しゅうちゅう)
できずにレッスンがスムーズに
すすまないこともありましたが、
いつの間にか
そんな気持ちを自分で
コントロールできるようになり、
涙(なみだ)を見せることが
なくなりました

発表会で弾いた曲は、年長さんの
Sちゃんが弾くにはかなりレベルの
高(たか)い曲でしたが、音がとぶ
ところもはずさず、しっかり
弾けていました。

また、音に対する
反応(はんのう)が
よく、こんな風に弾いて
と聴かせると、
すぐにイメージをつかんで
弾くことができる耳を
もっています。




A君とSちゃん。
タイプは正反対(せいはんたい)の
二人ですが、実はある
共通点(きょうつうてん)が
ありました。

それは、おうちでも
クラシック音楽を
聴く機会(きかい)が
あるということです。

A君のくちからキーシン
ロシア出身(しゅっしん)の
世界的(せかいてき)な
ピアニスト

の名前(なまえ)が出てきたときは、
びっくりしました

また、Sちゃんの反応の良さは
そんな環境(かんきょう)から
くるのかもしれません

二人がピアノを好きなのは、
音楽があたり前(まえ)に
身近(みぢか)に
あるからなのですね

音楽が好きなハートを
はぐくんでくださるおうちの方。
すてきです

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